宿題「自由研究」 No.3「植物と肥料の関係を研究」
植物と肥料の関係を研究ー[理科実験・テーマ]
僕らがいつも口にしている野菜ですが、みなさんは畑で野菜を作ったことがありますか? ころころとしたジャガイモ、瑞々しさを備えたレタス、真っ赤でおいしそうなトマトなど、収穫するときは大きな喜びで満たされます。
こうした野菜を作るにも簡単ではありません。定期的に水を与え、日光がしっかり当たるように配慮し、周囲に生える雑草にいつも気を使わなくてはいけません。また、肥料も与えなくてはいけません。
そこで、野菜作りに欠かせない「肥料」は、野菜が育つ過程でどのように作用するのか、野菜と肥料の関係について研究してみましょう。ちなみに皆さんが肥料と聞くと思い浮かぶのは何でしょうか? 人間が排泄する大便や小便も肥料の中に入ります。また、油かすや鶏ふんも含まれます。他には「化学肥料」というものもあります。さて、これだけの種類があるためどの肥料を使ったらよいか迷ってしまいますね。
美味しいトウモロコシ作りに役立つ肥料はどれか研究してみよう
準備するもの
- 1.トロ箱あるいは発泡スチロール箱を10個程度(※トウモロコシを育てる場所に必要)。
- 2.土(※トロ箱や発泡スチロールの箱に入れる)。
- 3.トウモロコシの苗(※実際にトウモロコシが実る苗です)。
- 4.肥料(※油かす、化成肥料、腐らせた尿、普通の尿など)。
- 5.肥料を入れる容器(※各肥料ごとに用意)。
研究(実験)方法
- 1.トウモロコシを育てる場所作りを行います。トロ箱(魚屋さんで使用している木箱)または発泡スチロール箱を10個程度用意し、そこに土を入れます。
- 2.場所の準備が出来たら、トウモロコシの苗を箱に同じ数ずつ植えていきます。植える時期ですが、夏休みに入ってからでは遅いので5月上旬ごろには植えて置く必要があります。
ポイント
育てている最中に、何らかの原因でかれてしまうこともあるので、ある程度の本数を植えておかないと研究そのものが失敗に終わってしまうので注意しましょう。
- 3.次に肥料を選択します。肥料の種類はたくさんありますが、ここではまず自然肥料として「油かす」「尿」、化学肥料として「化成肥料」を準備しました。これらを土に混ぜます。また、混ぜる量にも差があるとよいので、5g(5cc)、25g(25cc)、50g(50cc)など差をつけましょう。
ポイント
尿ですが、普通の尿と4〜5日放置して腐らせた尿の2種類用意しましょう。また、土に埋めるのみではなく、直接まきたいので別に200cc用意しておきましょう。
- 4.すべての準備が終わったらいよいよ研究です。調べることは以下の通りです。
- ・茎の長さ
- ・葉の枚数
- ・最後に実の全体の重量、食べることの出来る実の重量、美味しいかどうか味
- 以上5つのことを調べましょう。
今回の研究(実験)の結果と予想
※参考程度にご覧下さい。実際に研究してみて、ここと違う結果が出ても失敗とは限りません。
- 1.トウモロコシには、どの肥料を使おうと、葉の枚数や茎の長さには、ほとんど影響がないようでした。ちなみにここでの肥料は隔週(14日ごと)の日曜日に与えています。
- 2.トウモロコシの実の重量や味については、尿を使った場合でも、きちんと育ち、さらに食べることも出来ました。また、味も甘みがあります。ただ、実の重量は、他の種類に比べると少なく、化成肥料に劣っていました。
今回の研究(実験)のまとめ
尿や油かすなどの自然肥料に比べ、化成肥料といった化学肥料が多くの農家で使われている現代ですが、今でも、自然肥料の大切さが、味の面などからみてもよくわかる研究結果となりました。野菜を育てるとなると、やはり美味しくて、実も多いものが良い訳ですから、今後は、自然肥料と化学肥料を上手く調合し、お互いの良い点が出るようにするとよいのではないかと思いました。
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